リトアニアのクライペドス・ナフタ、ブラジルLNG基地の保守契約が発効

リトアニア石油・液化天然ガス(LNG)公社クライペドス・ナフタ(KN)が2月、ブラジル・リオデジャネイロ州のアス港及びUTE

GNA第1発電所の各運営会社との間で締結したLNG受入基地の運営・保守契約が無事発効した。必要となっていた諸許可と、債権者の承認が得られたためだ。KNがビリニュス証券取引所を通じて明らかにした。契約期間は稼働から13年間で、延長の可能性もある。

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GNA第1発電所の運営会社は、ブラジルの港湾事業者プルモ・ロジスティカと英BP、独シーメンスが出資する合弁企業。LNGを燃料とする出力1.3ギガワットのコンバインドサイクル発電所を建設中で、来年の運転開始を予定している。アス港のLNG基地から燃料供給を受ける。

KNの主要株主はリトアニア政府(72.32%)と、複合企業アへモスグループ(10.24%)。

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