オーストリア航空機部品メーカー、クロアチア工場新設計画を見直し

オーストリアの航空機部品メーカー、FACCは3月25日、クロアチアの首都ザグレブ近郊に内装部品工場を設置する計画を見直すと発表した。新型コロナウイルスの流行が理由だ。このプロジェクトには3,300万ユーロを投資する計画だった。

FACCは2019年度決算報告でコロナ流行を受けた経費削減の取り組みに言及。市場の状況を検討した結果、クロアチアでの投資を見直すことを明らかにした。

FACCは年内に新工場を完工し、来年2月に稼働することを予定していた。

FACCは従業員3,500人で、世界13カ所に拠点を持つ。中国の国営航空機メーカー、中国航空工業集団公司(AVIC)が55.5%を出資している。

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