2020/4/22

東欧自動車

中東欧の自動車産業が再始動

この記事の要約

チェコでは現代自動車が14日、ノショヴィツェ工場が再稼働したと発表した。

来月4日から同じミオヴェニにある自動車工場もフル稼働する。

フォードのクラヨバ工場も来月4日に再稼働する。

自動車大手が中東欧工場の再稼働に動いている。新型コロナウイルス対策として実施された社会・経済活動の抑制が奏功し、これまでのところ、西欧で部分的にみられたような感染者数の爆発的増加を免れているためだ。各社とも生産再開に向けて感染予防措置を講じている。

チェコでは現代自動車が14日、ノショヴィツェ工場が再稼働したと発表した。先月21日の閉鎖以来、約3週間ぶりで、まずは午前と午後の2シフト制をとる。夜間シフトに配置されるはずだった従業員には賃金の7割を補償する。

一方、トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモービル(TPCA)は15日、工場の閉鎖期間を来月4日まで延長すると発表。シュコダ自動車も今月27日まで休止を継続することを決定した。

スロバキアではすでに起亜自動車が6日から、フォルクスワーゲン(VW)が20日から生産を再開した。一方でジャガー・ランドローバー(JLR)はニトラ工場の稼働を延期した。PSAは26日の始動を予定する。

ハンガリーではアウディのエンジン工場が14日、部分稼働した。段階的に態勢を整え、今週後半には自動車の製造にも取りかかる。スズキは27日に、メルセデスのケチケメート工場は28日に生産を再開する。

部品メーカーではデンソーのセーケシュフェヘルヴァール工場と

ハンコックタイヤのラーツァルマーシュ工場がすでに操業している。

ルーマニアではルノー傘下のダチアが21日からミオヴェニの部品工場を再稼働した。来月4日から同じミオヴェニにある自動車工場もフル稼働する。フォードのクラヨバ工場も来月4日に再稼働する。

部品メーカーではタイヤ大手のミシュランがすでに8日からザラウの鋼線工場で生産を再開した。コンチネンタルはティミショアラのタイヤ工場を8日から、伝動ベルト工場を11日から稼働した。

スロベニアではキャンピングカーを手がけるアドリア・モビールは7日までに製造を再開した。ルノー子会社のレヴォズは28日、まずは単一シフトで再始動する。