2020/4/29

ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

トルコ中銀が8会合連続で利下げ、政策金利8.75%に

この記事の要約

新型コロナウイルスの蔓延で経済の失速が懸念される一方、インフレリスクの後退も見込まれることから、市場予測(利下げ幅0.5ポイント)を超える大幅な追加利下げに踏み切った。

一方、インフレ率は2月(12.4%)まで4カ月連続で上昇した後、3月に11.9%へと低下した。

中銀は昨年7月、2年10カ月ぶりの利下げを実施し、政策金利を24%から19.75%に引き下げた。

トルコ中央銀行は22日、主要政策金利である7日物レポ金利を1ポイント引き下げ、8.75%に設定した。利下げは8会合連続。新型コロナウイルスの蔓延で経済の失速が懸念される一方、インフレリスクの後退...