シュタッドラーがポーランドでトラム60編成を受注、契約額1.2億スイスフラン

スイス鉄道車両大手のシュタッドラーは29日、ポーランド・クラクフ市の公共交通会社MPKクラクフから低床式路面電車60編成を追加受注したと発表した。契約額は1億2,000万スイスフラン(約1億1,300万ユーロ)。2023年年央までの納品を予定する。60編成のうち10編成と25編成をそれぞれ一括で納入する個別契約も交わした。

納入するのは標準軌の2連節式低床トラム「タンゴ」で、乗車定員は238人。ドア幅は1.4メートルと広く、車椅子を含めて乗り降りがしやすい設計となっている。

シュタッドラーは2018年にもクラクフ市からタンゴを50編成受注しており、すでに2編成が市内で運行を開始している。

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