トルコ統計局(TUIK)が先ごろ発表した2月の失業率は13.6%となり、前月の13.8%から0.2ポイント改善した。失業率の低下は3カ月ぶり。前年同月比では1.1ポイント悪化した。
労働参加率(LFPR)は49.9%で、前年同月比で2.6ポイント低下した。性別でみると、男性は2.4ポイント減の69%、女性は2.8ポイント減の31.2%だった。
就業者数は2,675万3,000人で、前年同月を60万2,000人下回った。業種別の内訳は農業が15.5%、鉱工業が20.9%、建設業が5.2%、サービス業が58.3%だった。
失業率は2019年8月の14%から11月に13.3%まで改善した後、今年1月まで2カ月連続で上昇していた。