2020/5/27

CIS諸国

カザフ、カスピ海地域のデジタルハブを目指す

この記事の要約

設置予定地としてはカスピ海沿岸のマンギスタウ地方が検討されている。

同構想ではカスピ海の海底に光ファイバーケーブルを敷設するとともに、同国のカスピ海東岸に位置するアクタウ及びアゼルバイジャンの首都バクーにそれぞれデータセンターを設置し、両国を通して欧州とアジアを結ぶ通信網を構築することが想定されている。

カザフインベストでIT関連プロジェクトを担当するツレショフ氏は、カスピ海横断光ファイバー網を敷設することで同国とアゼルバイジャン両国の経済発展に新しい可能性がもたらされると述べた。

カザフスタンがカスピ海地域のデジタルハブを目指して動き出している。同国の投資促進機関カザフインベストによると、デジタル技術関連省庁や対外関係機関が参加する会合が先ごろ開催され、国内にデジタル拠点...