独コンチネンタル、ルーマニア・ティミショアラ工場をガス発電に切り替え

独自動車部品大手のコンチネンタルは12日、ルーマニア西部のティミショアラにある電子部品工場の発電システムを刷新したと発表した。燃料に燃焼ガスを用いることで効率性を高めるとともに、環境負荷の低減とコストの最適化を実現した。投資額は250万ユーロ。主に製造ラインや空調システムにエネルギーを供給する。

同システムは生産施設で必要とする電力の38%をまかなう。コンチネンタルによると、同システムで生成したエネルギーの利用率は90%以上で、従来の発電システムと比べて2倍の効率性を実現している。

コンチネンタルは今年からすべての製造ラインに再生可能エネルギーを導入していき、2040年までに排出量ゼロを達成する目標を掲げている。

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