ハンガリーのPPIが3カ月連続上昇、8月の上げ幅3.6%に

ハンガリー中央統計局が9月30日発表した8月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比で3.6%増加し、伸び率は前月の3.4%を0.2ポイント上回った。上げ幅の拡大は3カ月連続。製造業が全体を押し上げた。1-9月でも前年同期を3.4%上回った。

9月のPPIは輸出向けが5.2%上昇し、全体をけん引した。国内向けは製造業が1.9%上昇したものの、電気・ガス・スチーム・空調が2.9%低下し、上げ幅は0.4%にとどまった。

国内向けのPPIを財別でみると、資本財は5.6%、消費財は4.6%増加。エネルギーと中間財はそれぞれ1.9%減少した。

PPIの上げ幅は今年3月の4.3%を直近のピークに縮小へと転換。5月は1.7%まで低下していた。

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