仏工業ガス大手エア・リキードはこのほど、ポーランドの鉱業会社ポルスカ・ミエズ(Polska Miedz)が同国西部のグウォグフで運営する工場に空気分離装置(ASU)を設置すると発表した。投資額は約4,000万ユーロ。
設置するASUは日量1,200トンの酸素を生産でき、グウォグフ工場の酸素の供給量は日量2,800トンに拡大する。このほか窒素や液化アルゴンも生産する予定。ポルスカ・ミエズは同地で銅や銀を生産している。
エア・リキードは1995年にポーランドに進出した。国内4カ所に工場を持ち、800人を雇用している。