シュコダ自、増産に向けた生産能力を確保

独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は13日、グループの新生産計画で各工場の生産車種が見直され、シュコダブランド車増産の前提条件が整ったと発表した。また、インドに続き、新興市場であるロシア、北アフリカのグループ事業統括を担当することになった。

具体的には、これまでクヴァシニ工場で手がけてきた旗艦モデル「スペルブ」の生産を、モデルチェンジを機に2023年からスロバキアのVWブラチスラバ工場へ移管する。これで生まれる生産能力の余裕を、SUVの「コディアック」、「カロック」など3モデルの製造に活用し、結果としてシュコダブランド車の生産能力が拡大する。

新生産計画では同時に、◇「コディアック」の生産は新型モデルを含めてクヴァシニ工場が担当◇「スペルブ」の次期モデル開発もチェコで継続――といった点も決まった。

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