WEFの「第4次産業革命センター」、イスタンブールに開設

トルコのヴァランク産業技術相は10日、世界経済フォーラム(WEF)が第4次産業革命の研究と推進を目的とする「第4次産業革命センター」(C4IR)をイスタンブールに開設したと発表した。欧州ではノルウェーに次ぐ2カ所目のC4IR設置都市となる。

C4IRは政府および学術機関、民間企業、非営利団体(NPO)が連携し、モノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)などがもたらす産業のデジタル変革とその課題の研究・克服を目的に活動する。地域ごとに注力分野が設定されており、トルコセンターではAIの倫理的使用に向けた基本原則の定義と、産業分野のデータの正確で時宜にかなった利用に関する研究に取り組む。

C4IRには米サンフランシスコ、印ムンバイ、東京の「グローバル拠点」のほか、トルコ、ノルウェー、イスラエル、南アフリカ、アラブ首長国連邦(EAU)、中国、コロンビアなどの「パートナー拠点」がある。

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