サムスンSDI、ハンガリーのEVバッテリー工場を拡張

韓国サムスングループの電池事業会社サムスンSDIが、9,420億ウォン(8億9,400万ドル)を投じてハンガリーのブダペスト近郊ゲデにある電気自動車(EV)用バッテリー工場を拡張する。ロイター通信が2月24日、消息筋の情報として報じたもので、現地子会社が新株発行とサムスンSDIの保証付きローンで資金調達する。

ゲデ工場は2018年に操業を開始し、年間約5万基のバッテリーを生産する。昨年12月に着工した第2工場は、高エネルギー密度の新材料を使った最新型(第5世代)バッテリーを生産する計画だ。月間生産能力は第1工場の2倍の1,200万個。製品はBMW、フォルクスワーゲン(VW)、アウディなどに供給する。

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