独自動車部品大手コンチネンタルは11日、2020年の対ルーマニア投資が1億5,000万ユーロに達したと発表した。今年も同じ規模の投資を計画している。
当初は2億ユーロを投資する予定だった。同社は声明で、昨年の最も重要な投資として◇ヤシの新社屋建設◇ティミショアラにおける研究室整備――の2つを挙げた。
昨年はまた、ティミショアラの電子部品工場に燃焼ガスを用いる発電システムを導入したほか、同市のタイヤ工場やシビウのエンジニアリングセンターおよび電子部品工場、ラバー部門のコンチテックが持つカレイ、ナダブ、ティミショアラの各工場で刷新を行った。
昨年末時点のルーマニア従業員数は2万100人以上。目下、人工知能(AI)やビッグデータなどの技術に基づき、コネクティビティ、自動運転、eモビリティの分野に注力しているという。
コンチネンタルは5つの事業部門すべてでルーマニア子会社を展開している。