ロシア製ワクチン、バーレーンと現地生産で合意

ロシア直接投資基金(RDIF)は12日、国産の新型コロナワクチン「スプートニク V」のライセンス製造でバーレーン政府と基本合意した。アルサーティ駐モスクワ・バーレーン大使によると、同国内にロシアと共同で特別医療センターも建設する計画だ。

RDIF は世界的な新型コロナワクチン需要に対応するという名目で、「スプートニク V」のライセンス生産を積極的に働きかけている。インドで年間8億5,000万回接種分を生産する計画のほか、中国、ブラジル、アルゼンチン、韓国、トルコ、エジプトなどとすでに生産合意している。

RDIFによると、「スプートニクV」は現在、世界64ヵ国で使用認可されている。バーレーンの国立健康規制局は今年2月に世界で24番目の国として国内使用を認可した。

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