米配車サービス2位のリフトがウクライナの首都キエフに研究開発(R&D)拠点を設ける。同国の高い技術力を活かして、オンライン地図の改善・ナビゲーション精度の向上を目指す。社内技術者20人を配置するのに加え、新たに80人を雇用する。欧州のR&D拠点はミュンヘンとミンスクに次いで3カ所目だ。
ウクライナは世界的企業の注目を集めており、4月にはスペインの出前サービス事業者グロヴォが同国にR&Dセンターを開設する方針を明らかにしたほか、仏カーシェアリング事業ブラブラカーもエンジニアリング・センターの設置を予告した。大手企業では米グーグル、韓国・サムスン、仏ユービーアイソフトも同国にR&D拠点を置いている。