ロシアの女性向けエドテック企業、1億4,200万ルーブル調達

●昨年設立の同企業は女性の関心が高い分野をテーマに揃える

●自社の推定企業価値は10億ルーブル

ロシアの女性向けエドテック(教育工学)企業アカデミー・オブ・チェンジズはこのほど、英TMTインベストメンツ、露移動体通信大手MTSなどから2億4,200万ルーブル(330万米ドル)を調達した。コンテンツ開発や、中南米・東南アジア市場などへの進出費用に充てる。

アカデミー・オブ・チェンジズは2020年に創業したばかり。女性の関心が高いとされる心理学、ヨガ、ファッション、健康、美容といったテーマをそろえる。量的・質的分析システムを用いて購入履歴、オンラインセミナー受講履歴といった各ユーザーの行動を分析し、各ユーザーに最適なコンテンツを提供できるとしている。

同社は自社の企業価値を10億ルーブル(1,370万ルーブル)とみている。今年は約3億ルーブル(410万ドル)の売上を見込む。なお、TMTインベストメンツとMTSの投資額はそれぞれ7,300万ルーブルだった。

アカデミー・オブ・チェンジズは今年3月にも6,000万ルーブル(80万ドル)を調達している。(1RUB=1.50JPY)

上部へスクロール