●電動モデルの「iV」仕様車は2019年9月から生産
●同社はBEVが全モデルに占める割合を30年までに50~70%へ
独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車は8月30日、バッテリー式電気自動車(BEV)やハイブリッド車(HEV)など電動モデルを表す「iV」仕様車の生産台数が累計で10万台を突破したと発表した。2019年9月にクヴァシニ工場で製造を開始して以来、2年弱で達成したことになり、シュコダ自ではモデル電動化の迅速な進行に自信を示している。
10万台めのiV車はBEVモデルの「エンヤックiV」で、ムラダー・ボレスラフ本社工場で生産された。シュコダ自はこのほか、プラグインハイブリッド(PHV)仕様の「スペルブiV」と「オクタビアiV」を出荷している。2030年までにエンヤックよりも小型・安価なBEVモデルを3種以上、市場投入し、30年時点のモデル展開にBEVが占める割合を50~70%へ引き上げる目標だ。