●同国経済の潜在的な可能性を反映し、良好な投資環境と評価
●欧州1位は3年連続
不動産総合サービスの世界大手クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドがこのほど発表した製造拠点の国別魅力度ランキングで、チェコが欧州では最高位となる第5位に選出された。すべての指標で好成績を収め、良好な投資環境だと評価された。同国は昨年、一昨年も欧州1位に選ばれている。
評価指標にはコスト、労働力、政治経済リスク、コロナ後の回復力が含まれる。クッシュマンによると、今回の評価はチェコの経済力の潜在的な可能性を反映している。同社は経済成長の重要な要素として、欧州域内における戦略環境、高技能の労働力、安定した経済環境を挙げている。
別途集計されたリスク評価についても同国は全体5位となり、昨年の7位から上昇した。欧州最高位は4位のフィンランドだった。