●米国でレベル4のEVバスを開発し、24年の運行を目指す
●ベンテラーが車両設計、ビープが運行システムを担当
米インテルのイスラエル子会社で自動運転向け画像処理技術を手がけるモービルアイは14日、オーストリア自動車部品メーカーのベンテラーおよび米自動運転ソリューションのビープと戦略提携すると発表した。北米における自動運転シャトルバスの開発・実用化が狙い。2024年の運行開始を見込む。
3社は、米国の公道で走行できる完全自動運転レベル(SAEレベル4)の電動(EV)バスを開発する。都市圏における自宅と公共交通機関間の移動手段として位置付け、ベンテラーのEV設計・安全技術にモービルアイの自動運転システム、ビープの運行システム及び技術・サービスを組み合わせて実用化を加速させる方針だ。
シャトルバスの生産はベンテラーが担当し、米国内で行う。将来的には国外にも製品を供給する。