ソラリス、プラハ市からトロリーバス20編成を受注

●全長24メートルの「トロリーノ24」を受注

●同モデルの受注台数としては過去最大

ポーランドのバス製造大手ソラリスは18日、チェコ法人のソラリスCZおよびシュコダ・エレクトリックからなるコンソーシアムが、プラハ市の公共交通会社ドプラヴニ・ポドニク(DPP)からトロリーバス「トロリーノ24」20編成を受注したと発表した。2年以内に納入を完了する。同モデルの受注台数としては過去最大となる。取引額は明らかにされていない。

「トロリーノ 24」は全長24メートルの2連接・4車軸バスで、車軸2本を駆動する電気モーター2基(出力各160キロワット)を備える。架線から電力をバッテリー(58キロワット時)へ取り込み、モーターを回す仕組みで、架線がない所でも11キロメートルを走行できる。

座席数は54席、総定員は179人。車いす利用者のために2つのスペースが設けられている。

「トロリーノ24」は2019年の発売。ほかに12メートルと18メートルのモデルがある。ソラリスはこれまで欧州各国に1,800台の「トロリーノ」バスを納入している。

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