自動運転用センサのイノヴィズ、大型受注を獲得

●「世界大手」の「複数ブランド向けに直接納入」する

●受注額見通しは従来の26億米ドルから66億ドルに拡大

自動運転車向けライダー(LiDAR)センサの開発を手がけるイスラエルのイノヴィズ(Innoviz)・テクノロジーズは2日、世界的な大手自動車メーカーから次世代センサ「イノヴィズ・ツー」システムを受注したと発表した。これにより、受注額見通しは従来の26億米ドルから66億ドルに拡大。業界における自社製品の採用拡大に自信を深めている。

受注先の具体的な社名は明らかにしていないが、「世界的な大手」で、「グループの複数ブランド向けに直接納入する」ことになる。

イノヴィズでは、今回契約した取引先の他のブランドや、他の大手自動車メーカーでの採用に意欲を燃やしている。

受注状況については、11日の四半期決算報告会で改めて公表する。

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