DEAC、ラトビアに大規模データセンターを建設

●新データセンターは受電設備容量が10メガワット

●ラック数は最大1,000台設置可能、電力はすべて再可エネで賄う

ラトビアのデータセンター、デジタル・エコノミー・デベロプメントセンター(DEAC)が、大規模データセンターを首都リガに建設する。新データセンターはアウトソーシングセンター、データバックオフィス、IT機能統合ポイントとして国際企業の取り込みを狙う。北欧・バルト市場での主導的地位をさらに強化し、欧州企業へのサービスを拡大する。

新データセンターは受電設備容量が10メガワット。国際ファシリティ基準のティアⅢ認証を取得する予定だ。ラック数は最大1,000台設置可能で、エンドユーザーの稼働信頼性は99.98%以上を確保する。太陽光発電設備を備えており、電力を全て再生可能エネルギーで賄う。

DEACは世界40カ国超の顧客数千社に革新的なITサービス、特注ソリューション、先端テクノロジーを提供している。リトアニア子会社のドゥオメヌー・ロギスティコス・ツェントラス(DLC)のデータセンターとサービス連携するほか、中東欧の主要都市に事務所がある。現在、スイスの投資会社クエロ(Quaero)・キャピタルのインフラ投資ファンドが資本シェア100%を握る。

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