エストニアのスケルトン、ポーランド送電設備最大手と提携

●ポーランドにおける蓄電ソリューション販売で協力する

●両社が進出済みの北欧に提携を広げることも検討

スーパーキャパシタ(電気二重層コンデンサ)を手がけるエストニアのスケルトン・テクノロジーズは12日、ポーランドの送電設備最大手ZPUEと、同国における蓄電ソリューションの販売事業で提携すると発表した。スケルトンの蓄電技術と、ZPUEのノウハウを組み合わせることで相互の成長を実現できるとみている。両社が進出済みの北欧に提携を広げることも検討している。

具体的には、来年から2025年まで(1)鉄道向け蓄電設備向けにスーパーキャパシタを年間200メガワット(MW)(2)電力系統用蓄電向けに160MW――を供給する。販売価格は合わせて3,000万ユーロ強となる。

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