チェコでこのほど世界最長の歩行者専用のつり橋が一般公開された。ポーランドとの国境を作るクラリツキ・スニェージュニク山とフルム丘陵の稜線を結ぶ「スカイブリッジ721」がそれだ。名前が示すように、その長さは721メートルあり、地上からの高さは最高95メートル。空を歩くような気持ちを味わえる。
橋を渡るにはまず1,125メートルの高低差を乗り越えなければならない。一番簡単なのはリフトを利用することだが、足腰に自信のある人は歩きや自転車でも行くことができる。スカイブリッジだけの入場料は大人が350コルナ(約14ユーロ)、子どもが245コルナ(約10ユーロ)。周辺の遊戯施設やリフトは別料金だ。
これまでの最長記録は、昨年5月初めに開通したポルトガル北部の「516アロウカ橋」(516メートル)だった。(1CZK=5.52JPY)