●希少疾患の治療薬を生産し世界各地に輸出する
●工場設置にはスウェーデン同業が協力
米製薬大手ファイザーはこのほど、クロアチアでバイオテクノロジー関連工場の建設を開始した。投資額は1億ユーロ。希少疾患の治療薬を生産し世界各地に輸出する。2024年の稼働開始と、26年までの商用生産移行を目指す。
ザグレブ近郊のサフスキ・マロフに建設する新工場の敷地面積は11ヘクタール、建物面積は4,000平方メートルの広さを持つ。同工場の設置にはスウェーデンの製薬会社スウェディッシュ・オーファン・バイオビトラム(SOBI)が協力するとともに、間接リュウマチ治療薬「キネレット(アナキンラ)」の生産を同地で行う予定。