●ヒートポンプは外部地域へのエネルギー依存度引き下げに貢献
●同社は2億ユーロ強をレグニツァの新工場に振り向ける
暖房機器大手の独フィースマンは14日、ポーランド南西部のレグニツァで新工場の定礎式を行った。ロシアのウクライナ侵攻を受け、外部地域へのエネルギー依存度を引き下げる必要性が欧州で急速に高まっていることから、それに貢献するヒートポンプを生産する。式典にはマテウシュ・モラヴィエツキ首相が参列した。
同社はロシアの軍事進攻を受け5月、グリーンな環境ソリューションに今後3年で総額10億ユーロを投資すると発表した。そのうち2億ユーロ強をレグニツァの新工場に振り向ける。2023年に完成させる計画だ。1,700人の雇用を見込んでいる。同工場で生産するヒートポンプは主に中東欧市場で販売する。