イスラエルの小型軽量モーター企業、ツカサ電工と提携

●独自開発の「TS-RFPMモーター」の販売地域を拡大

●EVRは名古屋オートモーティブワールド展(26~28日)に出展

イスラエルの新興企業EVRモータースが日本における自社製品販売でツカサ電工と提携する。独自開発の「台形固定子ラジアル磁束永久磁石(TS-RFPM)モーター」の販売地域を拡大するとともに、自動車以外の分野への応用を進める狙い。

EVRによると、TS-RFPMモーターは出力が従来品の2倍と高いため、サイズ・重量を半分に減らし、価格も下げられる。もともと自動車市場を念頭に開発したが、他の機械産業からも注目されている。

ツカサ電工との提携では、◇産業機械(フォークリフト、無人搬送車、デッキクレーンなど)◇建設機械◇農業機械・乗用芝刈り機◇産業ロボット・自動倉庫◇ボート――などの分野での需要を見込む。顧客のニーズにモーターの仕様を合わせて対応する。

EVRは、今月26~28日開催の名古屋オートモーティブワールド展に出展を予定している。

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