●現地支店の開設に来年350万ユーロを投資
●同社は人工関節などを手掛ける
人工関節などを手がける米ジンマーバイオメットは11日、ルーマニア支店の開設に来年350万ユーロを投資すると発表した。中東欧でも人口の多い同国での事業を本格化させる狙い。
支店は来年1月に営業を開始する。オフィスと倉庫、製品の在庫を用意し、最低でも25人を雇用する。従来の販売代理店方式から直販方式に変更することで、提供製品・サービスを拡大し、手術支援システムも展開していく方針だ。
ジンマーバイオメットは2005年にルーマニアへ進出。代理店を通じて現地医療機関に製品を販売してきた。財務省のデータによると、昨年末現在の従業員数は4人。21年利益は277万レウ(56万8,000ユーロ)だった。(1RON=29.95JPY)