独ポルシェ・エンジニアリング、ルーマニアR&D拠点を開所

●自動車産業向けのソフト開発を加速する狙い

●AI、ビッグデータ、ADAS、コネクティビティなどに取り組む方針

独ポルシェの技術サービス事業であるポルシェ・エンジニアリングが21日、ルーマニア西部のティミショアラで研究開発(R&D)拠点の開所式を行った。自動車産業向けのソフト開発を加速する狙いだ。既存のクルジュ・ナポカ拠点と合わせ、来年はルーマニアで100人以上の開発者を新規採用する。

新拠点の立地は市内の複合施設「ユリウスタウン」内のユナイテッド・ビジネスセンターで、床面積は2,110平方メートル。来年採用される100人のうち、50人がティミショアラに配置される見通しだ。

ポルシェ・エンジニアリングは、ルーマニアで人工知能(AI)、ビッグデータ、クラウド、インフォテイメント、ADAS(先進運転支援システム)、コネクティビティなどに取り組み、車載IT技術の未来を切り開いていきたいという抱負を明らかにしている。

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