●EV用のバッテリーハウジングなどを生産する予定
●同社にとりEV部品のみを生産する初の拠点に
自動車用排ガスシステムを手掛ける独ボイゼンがハンガリー東北部のニーレジハーザに工場を建設している。近在のデブレツェンに建設中の独BMWの工場に向けて電気自動車(EV)用のバッテリーハウジングなどを生産する予定。投資額600億フォリント(約1億5,400万ユーロ)のうち56億フォリントを政府の助成で賄う。現地メディアが1月31日に伝えた。
新工場はEV部品のみを生産する同社初の拠点となる。以前の発表によると、生産面積は5万平方メートル以上と、同社にとり最大規模。400人を新規雇用する。
ボイゼンはセルビア北部のスボティツァにも面積4万平方メートルの工場を持ち、排ガスシステム用コンポーネントを生産している。