アナドルいすゞ、国内部品メーカーからフレーム事業を買収

●バス、ミニバスでFZKの生産技術が力になるとみる

●今後は新モデル導入と併せ代替燃料モデルも投入していく

トルコ商用車大手のアナドルいすゞが、国内自動車部品メーカーFZKからフレーム事業を買収する。成長戦略に基づき、生産インフラを強化する計画の一環だ。

買収するのは、金属板、半完成品および関連製品の生産設備だ。従業員もそのまま引き受ける。在庫品、事業ノウハウもアナドルいすゞに移管される。

アナドルいすゞは製造設備が設置されているFZKのゲブゼ工場で生産する。特にバス、ミニバスでFZKの生産技術が力になるとみている。

今後は、新モデル導入などを通じて製品展開を刷新するとともに、代替燃料モデルも市場に投入していく計画だ。