東欧経済ニュース

ダチア、生産休止を検討・日本からの部品不足で

仏自動車大手ルノーのルーマニア子会社ダチアは、日本から調達する部品が不足していることから、イースター休暇後に一時生産を休止することを検討している。6日付けの現地紙『メディアファクス』が、同社の労組幹部の話を引用して伝えた […]

首相「6月までに最終判断」・ベレネ原発建設

ブルガリアのボリソフ首相は6日の閣議で、ドナウ川流域のベレネで計画している原子力発電所の建設について、6月1日までに最終判断を下す考えを明らかにした。 \ ブルガリアの国営電力会社(NEK)は2006年、ベレネに合計出力

ソフィア空港運営権で入札実施、大型改修と債務履行が条件に

ブルガリア政府はこのほど、ソフィア国際空港の運営権を入札にかけることを決定した。旅客・貨物を含む運営の全般を投資家に任せることで、大型改修に必要な資金を調達する考え。詳細は運輸通信省が運営条件をめぐる経済分析を完了させる

韓国の裕羅、セルビアで第3工場建設

韓国のワイヤーハーネスメーカー、裕羅コーポレーションがセルビア南部の都市ニシュに3番目の工場を建設する。同社は4月初めにニシュ市と土地使用契約を締結。同市にあるドニェ・メジュロヴォ工業団地の1.53ヘクタールの敷地に面積

三井物産、ボスニア水力発電事業への投資検討

三井物産がボスニア・ヘルツェゴビナ(以下ボスニア)の水力発電事業への投資を検討している。ロイター通信がこのほど、同社のシンクタンクである三井物産戦略研究所・ロシア・CIS・東欧ビジネス推進センターの中川原俊輔センター長の

コソボ初の女性大統領誕生、憲法改正までの「つなぎ役」

コソボ共和国議会は7日、コソボ警察高官で女性のアティフェテ・ヤティヤガ氏(35、無所属)を新大統領に選出した。連立与党のコソボ民主党(PDK)と新コソボ同盟(AKR)および最大野党のコソボ民主連盟(LDK)が統一候補とし

トルコの環境関連投資、拡大に期待

オーストリアのベルラコビッチ環境相は先ごろ、経済使節団を率いてトルコの首都アンカラを訪問した。欧州連合(EU)加盟を目指すトルコは環境インフラ関連の投資が急速に伸びると期待されており、オーストリア企業の受注獲得につなげた

米モリコープ、エストニアのレアアース加工会社買収

レアアース(希土類)の生産を手がける米資源会社のモリコープ・ミネラルズは4日、エストニアのレアアース加工会社シルメット(Silmet)の経営権を取得したと発表した。中国の輸出規制でレアアースの供給不安が世界的に高まる中、

3月新車販売77%増、原油高による好況で

ロシアに進出している外国企業などで構成する欧州ビジネス協会(AEB)が8日発表した3月の新車販売台数(乗用車・小型商用車)は22万3,429台となり、前年同月から77%増加した。1~3月の累計では前年同期比77%増の51

独商用車大手MAN、ロシアで工場建設

商用車大手の独MANがロシアのサンクトペテルブルクでトラック工場を建設する。同社のPachta-Reyhofen社長とサンクトペテルブルク市のMatviyenko市長が4月14日に投資合意書に調印する予定だ。ブルームバー

自動車買い替え補助を延長

ロシア政府が自動車買い替え補助制度を今年末まで延長する。デメンチェフ産業貿易次官は6日、買い替え補助策の予算を50億ルーブル(1億7,700万米ドル)上積みすると明らかにした。 \ 政府は支援の一環として昨年3月に乗用車

ガスプロム、1-3月期に輸出30%増

天然ガス世界最大手のガスプロムは11日、2011年1-3月期の輸出量が前年同期比30%増の730億立方メートルに拡大したと発表した。旧ソ連諸国を除く国外出荷量は12%増の441億立方メートルで、主要取引先である欧州向けも

ガスプロムネフチ、独精油会社の株取得で伊ENIIと交渉

ロシアの天然ガス最大手ガスプロムの石油子会社ガスプロムネフチは、伊炭化水素公社(ENI)が保有するドイツの石油精製会社PCKラフィネリーの株式8.3%を取得する方向で、ENIと交渉を進めている。3月29日付けのロシア日刊

ウラルカリ、輸出肥料メーカー向け価格の引き上げを検討

肥料大手のウラルカリが、配合肥料の輸出メーカーに対する炭酸カリウム販売価格の引き上げを検討している。中国向け輸出価格がトン当たり50米ドル上昇したためで、7月から輸出製品の原料となる分に限って同額の50ドルを価格に上乗せ

ベルギーUCBファーマ、ビノファームと提携

抗てんかん薬で世界大手のベルギーのUCBファーマは先ごろ、ロシアの持ち株会社システマ傘下のバイオ医薬品会社ビノファームと提携することで合意した。現地英字紙『モスクワ・タイムズ』によると、提携にはビノファームでの生産委託や

ロシア経済成長予測を引き上げ=IMF

国際通貨基金(IMF)は11日、最新の世界経済見通しを発表し、今年のロシア経済成長予測を従来の4.5%から4.8%に引き上げた。これは、ロシア経済発展省の見通しである4.2%を上回る水準。2012年についても、従来より0

ウクライナ、穀物輸出制限を6月末で終了

ウクライナ政府は、昨年の記録的な干ばつを受けて実施している穀物の輸出制限措置を6月末で終了することを決定した。プリシャジニュク農業政策・食料相が6日の記者会見で明らかにした。 \ 政府は昨年10月、干ばつによる生産量の減

DHL、ウクライナの新物流センターが稼働

ドイツポスト傘下の物流大手DHLの欧州陸送部門DHL Freightは7日、ウクライナの物流センターが営業を開始したと発表した。成長が見込まれるウクライナを東欧の重要な積換え基地にするのが狙いだ。 \ 首都キエフ近郊のカ

入札案件

N1753  トルクメニスタン:鉄道建設プロジェクト \ 入札期限:未定 \ コレポン:英語 \ 問合せ先:Ministry of Railway Transport \ 74400 Asgabat S. Turmenb

業務提携・パートナー求む

T1078  グルジア:大手日用品メーカーが提携を希望 \ 問合せ先:BERTA Ltd, \ Mr. Nino Razmadze, Export Manager, \ Village Tserovani, 3318,

出稼ぎ効果で経済成長~ポーランド

ドイツでの就労が来月から解禁され、同国で働くポーランド人の数が、現在の30万人から80万人に増加すると見込まれている。しかし、生活拠点は引き続きポーランドに置き、移住はしないという人が大多数で、「ドイツで稼いでポーランド

中東欧経済への信頼回復、FDI増加に転じる

中東欧事業に強いオーストリア大手銀行のエルステが29日発表した統計によると、中東欧諸国における昨年の外国直接投資(FDI)は前年比で9%増加し、45%の激減を示した09年からプラスに転じた。チェコ、ポーランドなどが自力で

印タタ・モーターズ、FSO買収に関心

印自動車大手タタ・モーターズは、ポーランド同業 Fabryka Samochodow Osobowych(FSO)の買収を検討している。3月28日付けの印日刊紙『インディアンエクスプレス』が、タタに近い筋の情報として伝え

中国3社、石炭火力発電に150億ズロチ投資を検討

中国の3企業がポーランドの石炭火力発電所建設計画への投資を検討している。1日付の現地有力紙『ジェチポスポリタ』が報道したところによると、複数の交渉が進行中で、すべて実現した場合の投資総額は150億ズロチ(52億8,500

シェル、シェールガス開発に意欲

英蘭系国際石油資本(メジャー)のロイヤル・ダッチ・シェルが、ポーランドでのシェールガスの開発プロジェクトへの参画に意欲を見せている。3月29日付けの現地日刊紙『ジエンニック・ガゼタ・プラウナ(DGP)』が報じた。 \ シ

「原発推進政策に変更なし」=財務副大臣

ポーランドのブリ財務副大臣は3月29日、ポーランド・ラジオとのインタビューで、原子力エネルギーを推進する政府の方針に変更はないことを強調した。 \ 環境負荷の大きい石炭火力発電に依存するエネルギー体制からの脱却を目指すト

エネア民営化、仏EDFとの交渉失敗

ポーランド国家財産省は1日、国営電力会社エネアの株式売却をめぐる仏電力公社EDFとの交渉が失敗に終わったことを明らかにした。ポーランド政府は保有するエネア株式60.43%のうち51%を売却するため、独占交渉権を持つEDF

政府、資産売却を加速

ポーランド政府は、国有資産の売却を加速させる。6月にヤスチェンベ石炭公社(JSW)の新規株式公開(IPO)を実施するほか、9月には国内最大の銀行であるPKOバンク・ポルスキ(PKO-BP)の持ち株を売却、年内に総額150

ポーランド、道路建設投資額300億ズロチ

ポーランドでサッカー欧州杯開催を2012年に控え、交通インフラの整備・刷新が急ピッチで進められている。同国の道路建設投資額は10年までの3年間で524億ズロチだったが、今年は高速道路や基幹道路の整備が集中するため投資計画

ハンガリー自動車市場の低迷続く

ハンガリー自動車市場の低迷が続いている。現地の自動車市場調査会社であるデータハウスがこのほど発表した3月の乗用車新規登録台数は4,416台となり、前年同月実績と比べた伸び率はわずか0.5%にとどまった。1~3月の累計では

太陽光発電設備メーカー、工場建設に12億フォリント

ハンガリーの太陽光発電設備メーカー、ソーラー・エナジー・システムズは、同国南西部コムローにソーラーパネル工場を建設する。総工費は12億フォリント。11月末までに完成する予定だ。新工場で生産したパネルは主にドイツに輸出し、

韓国サムヤン、ハンガリー工場が稼働

韓国のレンズメーカー大手サムヤンが1,000万ユーロを投じてハンガリー北東部Jaszbereny市に建設したプラスチック工場がこのほど稼働した。同市の広報担当者が30日、ハンガリー通信(MTI)に明らかにした。 \ 同工

3月製造業PMIは53.8、景気回復が継続

ハンガリー物流・購買・在庫管理協会(HALPIM)が1日発表した3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は53.8となり、前月値を3.1ポイント下回った。2月が調査開始以来で2番目に高い記録だったために相対的に低下したと

TPCA、2010年の利益は横ばい

トヨタ自動車と仏PSAプジョー・シトロエンの合弁生産会社トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモビル・チェコ(TPCA)が3月23日発表した2010年の税引き前利益は14億コルナ弱(約8,100万米ドル)で、前年からほぼ横

フィリップモリス、2010年大幅増益

タバコ世界大手フィリップモリスのチェコ子会社が先ごろ発表した2010年決算は、非連結ベースの純利益が24億3,000万コルナで、前年比13%の大幅増益となった。連結ベースでは4.6%減の23億9,000万コルナ。配当金を

ハネウェル工場に投資インセンティブ

スロバキア政府は3月30日、米ハネウェルが建設するターボチャージャ工場に1,915万ユーロ相当の投資インセンティブを供与することを閣議決定した。 \ ターボチャージャ工場はジャボルスケー・プリ・プレショヴェ(Zabors

独仏テレコム、ルーマニアでも通信網共同構築へ

ドイツテレコムとフランステレコムがルーマニアで移動体通信網の共同開発を検討している。独経済紙『ハンデルスブラット』が3月28日、フランステレコム経営陣からの情報として報じた。両社は先にポーランドでの通信網の共同構築で提携

仏GDF、ブルガリアのバイオマス発電に1億ユーロ投資か

フランスのエネルギー大手GDFスエズが、ブルガリアのバイオマス発電事業に総額1億ユーロの投資を検討している。ブルガリアのナイデノフ農業相が4日、明らかにした。再生可能エネルギーの促進に向けて、バイオマス発電に対する優遇措

ブルガリアの再可エネ発電、10年は67%増

ブルガリアのエネルギー・経済省は3月30日、2010年の再生可能エネルギーを利用した発電量は5,509ギガワット時(GWh)となり、前年から67%増加したと発表した。国内の総発電量に占める再生可能エネルギーの割合は15%

テレコム・セルビア買収価格見直し、政府が墺テレコムに要求

セルビア政府は3月29日、国営テレコム・セルビアに買収を提案したテレコム・オーストリアに対して、買収条件の見直しを要求した。現在の条件が不完全であり、買収価格が公示した入札条件に合っていないというのが理由で、15日以内に

米蘭系ジラソーラー、トルコ初の太陽光発電所を計画

太陽光発電を手がける米蘭系ジラソーラー(GiraSolar)は、トルコに太陽光発電プラントを建設する方向で地元の提携企業と交渉を進めている。トルコの有力日刊紙『ヒュリエット』が3月28日報じたもので、実現すればトルコで初

フィアット、ロシア工場建設に16億ユーロ投資か

伊自動車大手のフィアットはロシアでの工場建設に16億ユーロの投資を計画しているもようだ。1日付の英字紙『モスクワ・タイムズ』が消息筋の話として報じた。 \ 同紙によると、フィアットはロシア国営の対外経済銀行(VEB)から

セベルスタリ、北米事業強化に米政府からの融資見込む

ロシア鉄鋼大手セベルスタリが北米事業の強化のため、米国政府から7億3,000万ドルの融資を受けることを計画している。米国子会社のSergei Kuznetsov社長によると、融資で調達した資金の一部はミシガン州ディアボー

エブラズ、2010年通期で黒字転換

ロシア鉄鋼大手のエブラズが31日発表した2010年通期の最終損益(監査済)は5億3,200万米ドルの黒字となり、前期の2億9,200万ドルの赤字から黒字に転換した。売上高は27%増の144億9,400万ドル、営業利益(E

ルサール、2010年通期利益3倍に

ロシアのアルミ最大手、ルサールが31日発表した2010年通期の純益は28億7,000万米ドルとなり、前期実績を249.2%も上回った。アルミ価格の上昇が追い風となった。売上高は34.5%増の109億8,000万ドル、営業

Hevel Solar、国内ソーラー市場に期待

ロシアのソーラー企業Hevel Solarが国内市場に期待を寄せている。同社のDmitry Pryakhin副社長は3月30日、ミラノで開かれた太陽光エネルギー会議で、生産する太陽電池モジュールの大半をロシア市場で販売し

トランスネフチ、パイプラインに57億ドル投資

ロシアの国営パイプライン運営会社トランスネフチは今年、パイプライン建設に総額1,616億ルーブル(57億米ドル)を投資する計画だ。アジアや欧州向けの石油・天然ガス輸送を強化する。3月29日付けの『モスクワ・タイムズ』が伝

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