2011/4/13

CIS諸国

アゼルバイジャン国営石油大手、ルーマニアでガソリン小売事業

この記事の要約

アゼルバイジャンの国営石油会社ソカールがルーマニアのガソリン小売市場に参入する。1,000万ユーロを投資して15のガソリンスタンドの建設し、7月をめどに営業を開始する予定だ。同社は向こう2~3年合計300のガソリンスタン […]

アゼルバイジャンの国営石油会社ソカールがルーマニアのガソリン小売市場に参入する。1,000万ユーロを投資して15のガソリンスタンドの建設し、7月をめどに営業を開始する予定だ。同社は向こう2~3年合計300のガソリンスタンドを設置する計画だが、市場関係者の予想では総投資額は最低でも5億ユーロに上ると見られる。

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ソカールはアゼルバイジャンで石油輸送インフラの整備が完了したことを受け、トルコで投資総額約40億米ドルの精製工場建設プロジェクトを進めている。すでに7つのガソリンスタンドを展開しているウクライナでは、6月末までに17まで増やす計画。

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ルーマニアのガソリン小売市場では、550のスタンドを展開するペトロムが最大手。ロムペトロルが450、ロシアのルクオイルが300で続く。ソカールは伊ENIやハンガリーのMOLも交えた競合の激しい市場に乗り込むことになる。

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