ロシア

中ロ共同ファンドが発足

政府系ファンドのロシア直接投資ファンド(RDIF)と中国投資有限公司(CIC)は5日、共同投資ファンド「ロシア・中国投資ファンド(RCIF)」の発足に関する基本合意書に調印したと発表した。中国・北京で行われた調印式には胡 […]

ガスプロムネフチ、外国企業と提携交渉

ロシアの政府系天然ガス独占企業ガスプロムの石油事業会社であるガスプロムネフチは、ペチョーラ湾(北極海)のドルギンスコエ油田を開発するための国外パートナーを探している。ノーボスチ・ロシア通信が8日報じた。 \ 同社のアレク

露ズベルバンク、トルコ金融大手のデニズバンクを買収へ

ロシアの最大手銀行ズベルバンクは8日、トルコ金融大手のデニズバンクを買収すると発表した。買収金額は約65億ルーブル(およそ35億米ドル)。ズベルバンクは2週間前、競合が買収交渉から撤退したことを受け、独占交渉を進める意向

ロシア政府、民営化の基本計画を発表

ロシアのメドベージェフ首相は7日、民営化の基本計画を承認し、いくつかの大型案件について実施期限を延長することを決定した。計画実行に当たって、現状とリスクを勘案する必要性を説く一方、期限を延ばすだけで計画を推進する方針に変

ルーブル安は欧州債務危機が原因=ロシア中銀総裁

ロシア中央銀行のイグナチェフ総裁は6日、このところのルーブル安の原因はユーロ圏の債務危機にあるとの見方を示し、ユーロ圏首脳の危機対応を批判した。 \ イグナチェフ総裁はサンクトペテルブルグで開かれた銀行業界に関する会議で

バーガーキング、ロシア事業を大幅強化

ファーストフード大手のバーガーキングは5日、ロシアに数百店舗を新設する計画を発表した。バーガーキング・ヨーロッパ、投資会社のVTBキャピタル及び、コーヒーチェーン「シュコラドニツァ(Shokoladnitsa)」のオーナ

ロシア合弁解消を検討

英石油メジャーBPは1日、ロシア合弁会社TNK-BPの資本50%の売却を検討している事実を明らかにした。複数の買収打診を受け、合弁パートナーのAARに売却の可能性があることを伝えたとプレス発表した。 \ 実現すれば、経営

ダイムラー、カマズの経営権取得「年内は無理」

独自動車大手のダイムラーが目指している、ロシアのトラック最大手のカマズ(Kamaz)への出資比率を引き上げる計画は年内の実現が難しくなっている。カマズの筆頭株主(49.9%保有)である国営持ち株会社ロステクノロジーのセル

中国とロシア、長距離旅客機の開発で提携

ロシアの統一航空機製造会社(OAK)と中国商用飛機有限公司 (Comac)は長距離旅客機を開発・生産する合弁事業の開始で合意した。ロシア産業貿易相のスルヤーサル副大臣が5月31日付けの現地日刊紙『Vedomosti』に明

独ギルデマイスター、ロシア工場を8月に開設

独工作機械大手ギルデマイスターがロシアに建設している工場で旋盤とフライス盤を生産するため、ドイツ政府から生産許可を取得することが必要となる。5月30日付けの『モスクワ・タイムズ』が、同社幹部の話として伝えた。 \ バハマ

ルクオイル、イラク油田開発で年内に提携先決定

ロシアの石油大手ルクオイルは、イラク南部の巨大油田「西クルナ-2」の開発プロジェクトのパートナー企業を年内に決定する方針だ。フェドゥン副社長が5月28日、明らかにした。 \ 香港で開かれた投資家説明会に出席した同副社長は

ノルウェーのクヴァナ、モスクワに事務所開設

ノルウェーのエンジニアリング大手クヴァナ(Kvaerner)は、ロシアに駐在事務所を開設する。同社のグンデルセン副社長がこのほど明らかにした。 \ 同副社長は記者団に対し、「2012年末にモスクワに事務所を開設する」と語

外国投資が減少・第1四半期は17.6%のマイナス

ロシア連邦統計局(ロスタット)は5月25日、2012年第1四半期(1~3月)の外国投資受け入れ額は365億米ドルとなり、前年同期から17.6%減少したと発表した。 \ 対内直接投資は38億6,300万ドルと、前年同期から

自動車輸入に非関税障壁、輸入コスト拡大へ

国際貿易機関(WTO)加盟で自動車輸入関税の引き下げを約束したロシア政府が、新たな輸入障壁を導入する。輸入業者に廃車料の支払いを求めるもので、結果として加盟前よりも輸入コストが高くなる見通しだ。 \ 現地専門誌などが通産

ガスプロム、投資増額へ

ロシアの政府系天然ガス企業ガスプロムは、今年の投資額を上期決算後に増額する可能性がある。同社幹部が24日、明らかにした。 \ ガスプロムは先ごろ、第1四半期の業績好調を受け、投資額を当初計画の7,770億ルーブルから8,

TNK-BPの株主対立が先鋭化、フリードマン社長辞任へ

露英資本の石油大手TNK-BPにおける株主の対立が先鋭化している。大株主の一人であるミハイル・フリードマン氏は28日、来月に同社社長を辞任する意向を明らかにした。しかし、これはフリードマン氏の妥協を示すものではなく、新た

世界の企業ブランド番付、露トップはズベルバンク

マーケティング会社ミルウォード・ブラウン・オプティモアが22日発表した2011年の世界の企業ブランド価値ランキングで、ロシアの最大手銀行ズベルバンクは前回から25ランク上昇して74位に入り、ロシア企業で最高位を獲得した。

ロシア航空業界、11年大幅増益

ロシア航空業界が好調だ。国内業界最大手の国営アエロフロートが先ごろ発表した2011年決算(国際会計基準ベース)の純利益は4億9,100万米ドルに達し、前年比94%の大幅増益となった。年間輸送旅客数は25.6%増の約1,4

ロスネフチ社長にセチン前副首相

メドベージェフ首相は22日、プーチン首相時代に資源政策を担当したイーゴリ・セチン前副首相をロスネフチの社長に任命した。同時にプーチン大統領はロスネフチを「戦略的重要企業」に認定した。これにより、ロスネフチは大統領に直属す

新保健相に製薬業界から期待の声

ロシアの製薬業界では、メドベージェフ新内閣で保健・社会発展相に就任したスクボルツォワ氏を歓迎する声があがっている。新大臣には前任者のゴリコワ氏が道筋をつけた医療制度改革を進めるとともに、医師出身という経歴を生かし専門知識

ロシアの日本向けLNG輸出が大幅拡大

ロシアから日本に向けた液化天然ガス(LNG)輸出は昨年、福島第一原発の事故を受けて大幅に拡大したことが、政府系天然ガス企業ガスプロム傘下の資源開発会社サハリンエナジーが12日発表した2011年の事業活動報告書で明らかにな

ロシアの4月鉱工業生産、1.3%増にとどまる

ロシア経済が減速気味だ。連邦統計局(ロススタット)が先ごろ発表した4月の鉱工業生産は前年同期比で1.3%の増加にとどまり、アナリスト予想の2.5%を大幅に下回った。3月もアナリスト予測の5~5.5%に対し2%と不振だった

モスクワで充電インフラ整備進む

モスクワでは電力会社MOESKが主導する電気自動車(EV)の充電スタンド整備プロジェクトが近く完了する。ロシアでこれまでに販売されたEVは約100台にとどまっているが、充電インフラの設置が進むことで普及の追い風となるか注

ズベルバンク、デニズバンク買収に再挑戦

ロシアの最大手銀行ズベルバンクが、経営破たんした仏・ベルギー系金融大手デクシアのトルコ子会社デニズバンクの買収交渉に復帰した。14日付けブルームバーグが、関係筋の話として報じた。 \ ズベルバンクは昨年、デニズバンクの買

MTS、モバイル決済サービス開始

ロシアの携帯電話サービス最大手モバイル・テレシステムズ(MTS)は16日からモバイル決済サービスを開始する。15日付け現地紙『モスクワ・タイムズ』が報じた。 \ MTSは米クレジットカード大手マスターカードが提供する非接

ガスプロム、1-4月欧州輸出12%減

ロシアの天然ガス大手ガスプロムの欧州向け輸出量が、今年1~4月累計で前年同期比12%減の510億立法メートルに落ち込んだ。年初から大幅減少していることから、通年での輸出高は1,500億立法メートルを下回る観測が強まってい

モスクワ~サンクト・ペテルブルグ間の高速鉄道事業は35億ドル

ロシアのモスクワ~サンクト・ペテルブルグ間を結ぶ高速鉄道プロジェクトのコストが35億ドルに上ることが明らかになった。同プロジェクトのワーキング・グループが作成した計画書は、すでに財務省と経済開発省から認可を受けている。ロ

ロシアからの資本流出が加速

ロシアからの資本流出が加速している。経済発展省のアンドレイ・クレパチ次官は15日、4月の資本流出額が約80億ドルに達したと発表した。経済発展省は以前、昨年から始まった資本流出は今年4月頃に終息するとの見方を示していたが、

ロシア証券市場の回復、構造改革の成否がカギ=バークレイズ

投資銀行大手のバークレイズ・キャピタルはこのほど、ロシア証券市場の本格的な回復には経済構造の改革が不可欠との見方を明らかにした。プーチン大統領就任で政治的な不確定要素が弱まったことや内需の成長など、プラス材料があり、短期

プーチン大統領がG8サミット欠席、米ロ首脳会談も延期

プーチン大統領は10日、18、19の両日に米国キャンプ・デービッドで開かれる主要国首脳会議(G8サミット)に欠席する旨、オバマ米国大統領に伝えた。組閣を優先すると理由づけているが、今後の米ロ関係の冷え込みを示すのではない

プーチン大統領、「新経済」確立目指す・投資促進など指示

4年ぶりに大統領に返り咲いたロシアのプーチン大統領は就任初日の7日、「新経済」を確立する方針を打ち出すとともに、政府に対して投資の促進や国有企業の再編を指示する一連の大統領令を出した。 \ 大統領令は長期的な社会・経済目

プーチン大統領、就任直後にシベリア軍需企業を訪問

ロシアのプーチン大統領は10日、スヴェルドロフスク州(シベリア)のニジニ・タギルにある国営戦車・鉄道車両製造企業Uralvagonzavodを就任後初めて訪問した。 \ 今回の新大統領訪問に先がけ、ロシア政府はUralv

モスクワ、地下鉄網の整備に民間資本投入を検討

モスクワ市政府は、市内の地下鉄網の整備・運営に民間資本を投入することを検討している。地下鉄インフラを近代化・拡張するのが狙い。同市が発表した新戦略計画書の中で明らかになった。現地英字紙『モスクワ・タイムズ』が9日付けで報

モストビク、オムスクに新工場を建設

ロシアの建設大手モストビクは2013年からシベリアのエンジンメーカーZawolzhsky Motorny Zawod(ZMZ)と共同で新工場を建設する。投資総額は13億ルーブル(約3,350万ユーロ)。ロシア経済ポータル

ルノー日産、アフトワズの過半数株獲得で基本合意

ルノー日産連合は3日、ロシアの提携先であるアフトワズの過半数株を取得する内容で、同社株主のロステクノロジーおよびトロイカ・ディアローグと基本合意した。取引規模は7億5,000万米ドル。力強い成長が見込まれるロシア市場で強

プーチン大統領就任、政治家としての正念場に

3月のロシア大統領選挙で当選したウラジーミル・プーチン首相が7日、第4代大統領に就任した。大統領を務めるのは2000~08年に続いて3期め。メドベージェフ前大統領による憲法改正で、今期から任期は6年となる。 \ 1990

ロシアと中国、総額150億ドルの協力協定

ロシアと中国は4月28日、総額150億米ドルに上る27の協力協定に調印した。ロシアを訪問した中国の李克強副首相が同日、明らかにした。 \ モスクワで開かれた調印式にロシアのシュワロフ第一副首相とともに出席した李副首相によ

天然ガス交渉で中国側が新提案=中国高官

ロシア産天然ガスの中国向け輸出をめぐる交渉が暗礁に乗り上げている問題で、国家能源(エネルギー)局の劉鉄男局長は4月28日、事態の打開に向けて新たな提案を行ったことを明らかにした。 \ 中国石油天然気集団公司(CNPC)は

露クラシファイド広告最大手、7500万ドルを調達

ロシアのクラシファイド広告最大手である「Avito.ru」が投資会社などから7,500万米ドルの資金を調達した。未進出地域でのサービス開始に向けた立ち上げ費用に振り向ける。 \ 出資したのは、ロシア投資に軸足を置くベアリ

ベーシック・エレメント、ノリンコとの提携を強化

ロシアの富豪デリパスカ氏が率いる投資会社ベーシック・エレメント(BE)は28日、中国国営の中国北方工業公司(ノリンコ)とエンジニアリング、鉱業、金属分野におけるプロジェクトの共同実施に向けて基本合意したと発表した。これに

ロシア、自動車や医薬品産業が経済成長のけん引役に

ロシアのメドベージェフ大統領の主席経済顧問だったアルカディ・ドボルコビッチ氏は2日、ノーボスチ・ロシア通信とのインタビューの中で、情報通信(IT)や医薬、自動車、農業が今後のロシア経済の成長を支える産業になるとの見解を示

メドベージェフ大統領、近代化の成果あがらず

ロシアのメドベージェフ大統領は24日、退任を前に国家評議会で演説し、「自由がないよりも自由なほうが良い」との信念に基づき、市民の権利強化や経済活動の自由化を進めてきたと任期中の仕事を総括した。しかし、その成果は十分とは言

携帯大手メガフォン、4Gサービス開始

ロシアの携帯電話サービス大手メガフォンは4月23日、第4世代(4G)世代高速通信規格「LTE(Long-Term Evolution)」によるサービスをノボシビルスクで開始したと発表した。今後モスクワやサンクトペテルブル

連邦独占禁止局、シェル子会社の合併を許可

ロシア連邦独占禁止局(FAS)はこのほど、英蘭系石油大手ロイヤル・ダッチ・シェルのロシア子会社2社の合併を許可した。ロシアのプライム通信が4月24日報じた。 \ 合併するのはシェルAZSとシェルネフチ。モスクワに本社を置

伊ENI、西シベリアでガス生産開始

伊石油大手ENIは4月20日、ロシアの西シベリアで天然ガスの生産を開始したと発表した。同社がロシアでガス開発に乗り出すのは今回が初めて。 \ ガス生産を開始したのは西シベリアのヤマルネネツ自治区にあるSamburskoy

金生産大手ポリメタルが大幅増益、価格高騰が追い風

ロシアの金・銀生産大手ポリメタルが4月25日発表した2011年決算(国際会計基準ベース)は、売上高が前年比43%増の13億2,600万米ドル、純利益が21%増の2億9,000万米ドルで、金・銀の価格高騰を追い風に大幅増収

クレムリンの主席経済顧問、「ロシアは今後もオープン」

プーチン首相の大統領就任を2週間後に控えたロシアは、今後もこれまでの経済政策を維持していくもようだ。メドベージェフ現大統領の主席経済顧問であるアルカディ・ドボルコビッチ氏が先ごろ、ノーボスチ・ロシア通信が主催した国外投資

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