チェコのシュコダ自動車が9日発表した2月の販売台数は前年同月比3.6%増の7万8,800台となり、2月としては過去最高を記録した。特に欧州で増加幅が大きかった。車種別では中型車「スペルブ」が65.7%増、小型車「ファビア」が42.7%増と大幅に伸び、コンパクトSUV「イェティ」も7.6%増加した。
2月の販売台数を地域別にみると、西欧は9.8%増の3万2,500台で、主力のドイツは14.7%増の1万2,100台だった。伸び率が最も大きかったのはポルトガル(69.8%増の300台)で、これにオランダ(52.6%増の1,200台)が続いた。
東欧ではロシアが27.4%減の4,100台と大きく落ち込んだものの、ロシアを除いたベースでは11.8%増の2,500台と好調だった。
本国チェコは13.6%増の7,500台。他の中欧諸国は6.3%増の1万5,400台で、スロベニアは13.1%増の500台と大幅に増加した。
中国は4.6%増の1万8,500台だった。