ブルガリア国家統計局(NSI)が14日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月に比べて0.5%低下した。1月には0%と3カ月連続のマイナスから脱したが、2月はデフレに逆戻りした。
最も価格が下がったのは運輸で5.5%のマイナスとなった。構成比重の大きい食品・ノンアルコール飲料も0.2%安くなった。
一方で教育は2.5%、衣類・靴と外食・宿泊は各1.5%、アルコール飲料・たばこは1.4%、それぞれ高くなった。
ブルガリアでは2013年半ば以来、デフレ傾向が続いており、2014年のCPIは1.4%低下、15年は0.1%低下した。