アルミニウム加工メーカーの墺ノイマーンは20日、スロバキア西部のジャルノヴィツァ工場で新生産棟が稼働したことを明らかにした。増産に向け、従来よりも広い工場棟に生産を移した。以前の報道によると、投資額は260万ユーロで、約320人の雇用創出を見込んでいる。
新工場棟の面積は1万平方メートル。型材と自動車向けルーフシステム部品の製造を担当する。
スロバキアは自動車生産台数が昨年、初めて100万台を超えた。人口540万人に対し、自動車産業で働く人は8万人に上る。昨年には英ジャガー・ランドローバー(JLR)が西部ニトラに14億ユーロを投じて生産拠点を築くと発表しており、今後も自動車産業の成長が見込まれる。