ミツバ、ハンガリー工場を増強

自動車用電装品大手のミツバ(本社:群馬)は7日、ハンガリー北部シャルゴータルヤーンの拠点を拡張すると発表した。1,350万ユーロを投じ、生産能力を2倍に引き上げる。投資額のうち8億5,000万フォリント(272万ユーロ)は政府の助成でまかなう。150人を新規雇用し、従業員数を470人に増員する。

生産棟と倉庫施設を拡張し、複数の生産ラインを導入する。2017年末の完工を見込む。

ミツバのハンガリー工場ではワイパーやウォッシャーシステムを生産し、ホンダ、日産、三菱、スズキ、スバル、ルノー、フォード、フォルクスワーゲン(VW)、BMWなどに供給している。製品の90%以上が輸出向けで、主に欧州市場に出荷している。

外務貿易省のラースロー・サボー副大臣によると、現在ハンガリー投資庁(HIPA)が6つの日本企業と雇用規模1,200人に上る投資計画を協議中だという。(1HUF=0.40JPY)

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