矢崎総業、ブルガリア第3工場着工へ

矢崎総業がブルガリア中部のディミトロフグラードに同国3カ所目の工場を設立する。22日付の現地紙『Novinite』(電子版)が同国投資庁の話として報じたもので、1カ月以内に着工し、来年中の完工を見込む。投資額は4,500万レフ(約2,300万ユーロ)。3,000人を新規雇用する計画だ。

矢崎は2006年に南東部のヤンボルに工場を開所してブルガリアに進出した。同工場では3,700人を雇用し、ルノーとフォードに製品を供給している。一方、12年に操業を開始した東部のスリヴェン工場では1,300人体制でフォード「トランジット」用の部品を生産する。同社の対ブルガリア投資残高は6,000万ユーロ。(1BGN=59.85JPY)

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