ポーランド中央統計局(GUS)が24日発表した7月の失業率は前月の8.8%から8.6%へと低下し、統計を取り始めた1992年以降で最低の水準となった。改善は5カ月連続。前年同月は10.0%と2ケタ台に上っていた。失業者数は136万1,500人で、前月から3万1,000人減少した。
県別では中西部のヴィエルコポルスカが最も低く、5.3%にとどまった。最高は北東部のヴァルミア・マズールィで14.0%だった。
新規失業者数は前月から3.8%増加して16万1,400人となったものの、前年同月からは17.1%減少した。新規求人件数は12万8,800件で前月から11.8%減少、前年同月からは9.1%増加した。