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2016/10/13

東欧経済ニュース速報

シュコダ自の9月販売10万7000台、単月で過去最高に

チェコのシュコダ自動車が12日発表した9月の販売台数は前年同月比14.4%増の10万7,100台となり、単月としては過去最高を記録した。欧州と中国で増加幅が大きかった。車種別では中型車「スペルブ」が101.2%増と倍増。人気モデルの「ラピッド」(30%増)、「オクタビア」(12.4%増)も伸び率が大きかった。コンパクトSUV「イェティ」は18.6%減少した。 9月の販売台数を地域別にみると、西欧は4.8%増の4万5,800台で、主力のドイツは6.2%増の1万6,300台だった。伸び率が最も大きかったのはフィンランド(27.3%増の900台)で、これにイタリア(24.4%増の1,700台)が続いた。 中欧は13.7%増の1万5,100台へと拡大した。主要市場ではポーランドが23.9%増の4,800台と特に好調で、本国チェコは13.2%増の7,000台だった。 東欧ではロシアが4.9%増の4,800台で、同国を除いた台数は6.4%増の3,100台だった。 国別で最も販売台数が多い中国は34.4%増の3万2,000台に拡大した。また、欧州域外ではイスラエルが63.4%増(1,600台)、トルコは73%増(1,200台)と大幅に伸びた。