トルコ統計局(TUIK)が9日発表した2016年11月の鉱工業生産高(季節調整済み)は前年同月比で2.7%増加した。前月比では変動がなかった。
分野別では鉱業・冶金業で前年同月比1.8%、製造業で2.1%、それぞれ増加した。電気・ガス・スチーム・空調は7.8%の大幅増となった。前月比では工業・冶金が0.3%減、製造業も0.2%減少した。
主要産業分類(MIG)別で前月からの増減をみると、耐久消費財が2.6%と最も大きく増加した。
製造業では機械・設備の設置・修理が5.7%のプラスで最も上げ幅が大きかった。2位はコンピューターと電子・光学機器(5%増)、3位は家具を除く木工品・コルク加工品(3.7%)だった。
一方で下げ幅が大きかったのは基礎医薬品及び医薬調合品と皮革及び関連製品で、それぞれ6.7%減。医療品も2.9%後退した。