チェコの16年自動車生産数8.2%増、過去最高を記録

チェコ自動車工業会(SAP)が17日発表した2016年の自動車生産台数は前年比8.2%増の135万1,124台となり、過去最高を記録した。主力の乗用車は8.3%増の134万4,182台だった。

乗用車で増加率が最も大きかったのは独フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダで、12.5%(台数76万5,171台)に上った。これに韓国の現代自動車が4.7%(35万8,400台)、トヨタ・プジョーシトロエン・オートモビル(TPCA)が0.7%(22万611台)で続いた。

バスの生産台数は2.9%減少し4,388台となった。地元メーカーのソル(SOR)が38.8%減の454台と大きく後退したことが響いた。KHモーターセンターは4.3%増の49台、イタリアのイベコは4.2%増の3,885台と好調だった。

チェコ唯一のトラックメーカー、タトラの生産台数は56%増の1,326台と大きく伸びた。同じく唯一のバイクメーカーであるジャワは28.8%減の1,219台へと大幅に落ち込んだ。

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