ハンガリー失業率、1-3月は4.5%に改善

ハンガリー中央統計局(KSH)が28日発表した2017年1-3月期の失業率は4.5%となり、前年同期から1.5ポイント低下した。15〜74歳の失業者数は20万6,800人で、6万6,000人減少した。

年齢別では15〜24歳の若年層の失業率が10.3%とダントツで高く、25〜54歳の働き盛り世代と55〜74歳の高年齢層はともに4.1%だった。ただ、失業率の低下幅は15〜24歳の3.9ポイントが最も大きく、25〜54歳は1.3ポイント、55〜74歳は1.2ポイントにとどまった。

性別でみると、男性は1.6ポイント減の4.4%、女性は1.4ポイント減の4.7%だった。

平均失業期間は17.5カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の45.1%を占めた。

3月末時点の求職者数は35万1,000人で、前年3月末を16.6%下回った。

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