トルコの航空宇宙企業BNA、独社からエンジンの電子制御システム受注

トルコの複合企業ヌロル(Nurol)・ホールディングと英航空・防衛大手BAEシステムズの合弁会社であるBNA(アンカラ)は10日、航空機の安全システムを手掛けるドイツのAES(ミュンヘン)とエンジン電子制御システムの開発・製造で契約を締結した。

AESは航空機エンジン大手の独MTUエアロ・エンジンズと、仏同業サフラン傘下のサフラン・エレクトロニクス&ディフェンスが折半出資で運営する合弁会社。軍用・民間機向けに、安全性の根幹にかかわる(セーフティ・クリティカルな)システムとソフトウエアを開発している。

BNAは2015年の設立。航空機の操縦装置、エンジン制御装置、燃料・油圧システム、シミュレーションシステムなどを手掛ける。

今回の契約はイスタンブールで開催中の第13回国際防衛見本市(IDEF)で締結された。

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