デンマークの救命器具メーカー、バイキング・ライフセービング・エクイップメントがブルガリア中部のプロブディフに新工場を設置する。同社のトミー・ハンセン執行役員が22日、南東欧経済紙『SeeNews』に対し明らかにした。生産能力を拡大するとともに、ポートフォリオを拡充する意向だ。
SeeNewsによると、投資額は1,200万レフ(約610万ユーロ)。同社はすでにプロブディフ近郊で工場を操業しており、新工場はブルガリア2カ所目の生産拠点となる。
同社は海上船舶や石油プラットフォーム向けの救命ボート・いかだ、救命胴衣の世界大手で、従業員は2,000人。中東欧ではほかにクロアチア、エストニア、ロシア、トルコに子会社を持つ。(1BGN=66.99JPY)