日本発条は24日、ハンガリー北西部のタタにある拠点を拡張すると発表した。自動車サスペンションの受注増加に対応するためで、既存工場に隣接して新工場を設置する。投資額は136億フォリント(4,300万ユーロ)。2019年11月の稼働を予定する。
新工場は施設面積2万3,000平方メートルで、既存工場と合わせると3万5,000平方メートルに拡大する。両工場で2025年までにコイルばね650万本、スタビライザ250万本を出荷する計画だ。
同社は昨年9月、欧州初の生産拠点としてタタ工場を開設した。従業員数は77人。(1HUF=0.42JPY)