日本航空(JAL)とアエロフロート・ロシア航空は27日、共同運航(コードシェア)などを内容とする業務提携で合意し、覚書を交わしたと発表した。顧客の利便性とサービスを向上させ、相互送客による企業価値の向上を図る。将来的な提携拡大も検討する。
JALとアエロフロートは来年度以降に、両社の運行する日本・モスクワ線、JAL運行の日本の国内線および日本以遠の国際線、アエロフロート運行のロシア国内線でコードシェアを実施する。具体的な路線名や開始時期は準備が整い次第、公表する。
両社は将来的に、◇マイレージ提携◇モスクワのJAL乗り入れ空港をドモジェドボからアエロフロートのハブ空港であるシェレメチェヴォへ移転◇共同事業の検討――など、さらなる協力の可能性を探っていく方針だ。