リチウムイオン電池大手の韓国SK、ハンガリーに新工場

韓国のエネルギー・石油化学大手SKイノベーションがハンガリーに電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)用のリチウムイオン電池セルの工場を設置する。メディアが報じ、同社が30日に追認したもので、投資額は約7億7,700万米ドル。同地に拠点を構える独メルセデスなどに供給するもようだ。

新工場は北西部のコマーロムにある6万6,000ヘクタールの敷地に建設する。施設面積は43万平方メートルで、生産能力は7.5ギガワット時。年間でEV25万台分のバッテリーを生産する計画だ。来年2月に着工し、2019年夏の試験稼働を経て20年1月に本格生産に移行する予定。

ハンガリーではメルセデスがPHVモデルを生産しているほか、アウディもEVの生産計画を明らかにしている。

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